藤丸「レイシフトしたら冬木の聖杯戦争に参加する羽目になった」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/01/05(木) 01:26:57.05 ID:/FmlzppH0
Fate/GrandOrder、並びにFate/Staynightのネタバレを含みますのでご注意を。


序章【ダヴィンチ・コード】

藤丸「冬木への再レイシフト?」
人類悪であるゲーティアを撃破し、辛くも人理修復を成し遂げた藤丸たち。
しかし、魔術協会をはじめとした「カルデアの外」にいた者たちはそれを信用してはいなかった。
そんな彼らが藤丸とカルデア職員へ命じたのが「特異点F」冬木への再レイシフトだった。
藤丸「僕は構いませんが・・・具体的には何をすればいいんですか?」
藤丸のこの問いに対し、彼らはこう答えた。
―――冬木の聖杯戦争に勝利せよ、と。


彼ら曰く、
「冬木の聖杯戦争には複数のifがある。
その中の一つ、冬木の大聖杯が破壊された世界線こそが我々が存在する世界戦である。
冬木の大聖杯は原初の悪に侵された存在であり、これが暴走する前に消失したからこそ、この世界が存在している。
だが・・・この冬木の聖杯戦争の結果として、我々が看過できないイレギュラーが3つ発生してしまった。
一つは、第二魔法を習得してしまった少女。
一つは、魔術の原則を歪めてしまった少年。
一つは、自我を持つ聖杯となってしまった少女。
この世界の秩序のため、彼らのような我々の手に余る存在を残していては困るのだ。
しかしながら、強大な力を得てしまった彼らを安易に始末することもできまい。
だが過去ならどうだ?彼らがその力を得たのはいずれも冬木の聖杯戦争中だ。
で、あれば。
彼らを倒し、大聖杯を破壊することで、よりよい未来に書き換えられるのではないか?
事実として冬木の聖杯戦争では一般人への被害が多数出ている。
これらを書き換えることは、人類史を存続させるために必要なことではないか?」
とのこと。
要は藤丸を使って自分らの都合がいいように歴史を改ざんしようという話だ。
私たちは暇ではない。あの爆発事故で失われたスタッフも、いまだ補充されていない。
本当はこんな話蹴って、早くカルデアの復興に取り掛かりたいのだが・・・。

ダヴィンチ「私がカルデア職員ならなぁ・・・」

いやこればっかりはしょうがない。
所長が死に、代理を務めていたロマニもいなくなった今、私たちの指揮権は私たちにない。
いくら私が優れた英霊であろうと、私はあくまで僕(サーヴァント)なのだ。
となると、指揮権はおのずと別のところへ行ってしまう。具体的には、魔術協会へと。
そうなってしまった結果、私たちはこの「オーダー」を受けざるを得ない状況になっていた。

ダヴィンチ「藤丸君、本当にいいのかい?」

私は、私たちの誇るべきマスター、藤丸へと再度問いかける。

藤丸「大丈夫ですよ。彼らの言い分だってある程度筋は通っています。」

藤丸はそう言ってにこりと笑い、コフィンに入る。
まぁ、確かに彼らがやろうとしていることが悪いことであるとは断言しにくいのだが。
聖杯戦争に勝利するというオーダーの中に、件の3人を殺せとの指示はなかった。
彼らを殺さなくていいということは、すなわち聖杯戦争のあと彼らは自由ということだ。
となると、これを正面から弾劾することは難しい。

ダヴィンチ「・・・まぁ、君なら大丈夫か。」

そうだ。
彼は人類を救った魔術師だ。
魔法使いに聖杯にと、敵は強大だが、彼も負けてはいない。
となると、私が出来ることは一つ。

「アンサモンプログラム スタート
霊子変換を開始 します
・・・3・・・2・・・1」


ダヴィンチ「いってらっしゃい。」

どっかの凡人みたいに、おいしい団子でも用意して待つだけさ。

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