キモオタ「ティンカーベル殿!おとぎ話の世界に行きますぞwww」 人魚姫編 後編

港町 宿の部屋

赤ずきん「……どうしたものかしらね」

赤鬼「……そうだな、困ったことになっちまった」

赤ずきん「…だけど決断しなければいけないわ。私たちはどう動くか」

赤鬼「……おとぎ話を救うか、人魚姫を救うか……どちらにしても失う物がでかすぎる」

赤ずきん「ねぇ、赤鬼は……どう考えているの?」

赤鬼「……そうだな、まずオイラの考えを話そうじゃねぇか」

赤ずきん「えぇ、お願い」

赤鬼「オイラは昨日もお前に話したよな、人魚姫を助けたいと」

赤ずきん「ええ、そう聞いたわ」

赤鬼「今もその気持ちに変化はねぇ。昨日とは状況が変わっちまったが、むしろその気持ちは強くなってる。お前も見ただろう?あの幸せそうな人魚姫を……あいつを悲しませるなんて出来ねぇ」

赤鬼「オイラは人魚姫の好きなように生きさせてやりてぇ、それは何も過ぎた願いじゃねぇと思うんだ」

赤ずきん「人魚姫の幸せを奪いたくない。それは私も一緒、けれど人魚姫の幸せを願えばおとぎ話は消えてしまう…」

赤鬼「それだ、おとぎ話の消滅…」

赤鬼「実はな…オイラは常々考えていたことがあるんだ」

赤ずきん「考えていたこと…?」

赤鬼「ああ、おとぎ話という存在についてだ」

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